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現地レポート

背中に思いを込めました RSS

2016年3月29日 12時20分

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時代の最先端をいきたい――スタッフのそうした思いを受け、選手たちは自らの名前と、自ら選んだ番号を背にして「東日本大震災復興支援 JX-ENEOS 第29回 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2016(以下、ジュニアオールスター2016)」を戦う。

選手全員が自らの背番号を決めた千葉県女子

選手全員が自らの背番号を決めた千葉県女子

千葉県は男女ともに、今大会から認められる「自由番号制」(但し「全国中学校バスケットボール大会」は主催者が定めたルールに拠る)を、全国に先駆けて導入した。

チームを率いる桒原 美和コーチは「千葉県は他県と異なり、個人がユニフォームを購入するため、自由番号制が認められた今大会では選手の好きな番号を選んでもらおうと考えました」と、その理由を教えてくれた。「あとは最先端という意味もあります」。

また、15歳以下のマンツーマンディフェンスを推進しており、千葉県としてもJBA(公益財団法人日本バスケットボール協会)が示す「プレイヤーズファースト」の考えのもとにチームを作っていくことを改めて確認。ルールの抜け道を探すのでなく、JBAと同じ方向に向いて、最先端を進んでいこうという気持ちを、選手たちの番号にも示したわけだ。
「選手たちからも、好きな番号を選ぶことで明るさが増したような気がします」

運のよい番号を並べた千葉県女子#99ダリング 杏那選手

運のよい番号を並べた千葉県女子#99ダリング 杏那選手

男子の岩柳 大輝選手は自身の中学校名から「99」とし(彼の所属中学校は九十九里町立九十九里中学校)、女子の#00山本 怜選手は「自分の名前が『レイ』なので、それを並べました」と認める。自分の誕生日を並べた選手もいるそうだ。

また、女子のダリング 杏那選手は「中学校でも練習着に好きな番号をつけることができて、インターネットで『自分の運のいい数字』を調べたら『9』だったんです。だから苦しいときでも運がよくなるように9を2つ並べて『99』にしました」と笑顔を見せる。

決勝トーナメント1回戦は沖縄県を5点差で振り切ったが、桒原コーチは「よく勝ったなという印象です。体も重いし、動き出しもパスも遅い。高さに分があるところで、相手のシュートが狂っただけで、内容としては決してよくなかった」と不満顔だ。それでも勝てたのは「運がよかったところもあります」とダリング選手は言う。
「でもそれはベンチもコートもみんなが勝ちたいという気持ちを持って、声を出していたからです」

運は待っていてもやってこない。最後はいかに自分たちで引き寄せることができるか。
千葉県の選手たちは背番号にそれぞれの思いを込めながら、最後は自分たちの気持ちで勝利を引き寄せ、2回戦で大阪府と対戦する。

選手全員で勝利を掴み取った千葉県女子

選手全員で勝利を掴み取った千葉県女子

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